オリンピックにおけるレスリング競技の存続

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オリンピックにおけるレスリング競技の存続

「レスリングが外れる 五輪、25の「中核競技」を選定」というニュースが世を走ったのは2013年のことです。

国際オリンピック委員会(IOC)は12日、スイスのローザンヌで理事会を開き、ロンドン五輪の26競技からレスリングを除いた25競技を2020年五輪で実施する「中核競技」として選定した。近代五輪では第2回を除く全ての大会で実施された伝統競技のレスリングは、東京が招致を目指す20年五輪で除外の危機を迎えた。
 理事会は無記名投票を繰り返して中核競技から外れる1競技を決め、レスリングは近代五種との決選投票で敗れた。中核競技を発表した記者会見で、日本がこれまで28個の金メダルを獲得したレスリングを除外した明確な理由は示されなかった。

日本は、過去、多くのメダルを獲得してきました。
そして、レスリングは、オリンピックの創始以来、ずっと続いている競技です。
そこで、日本でも署名運動がスタートしました。

 

オリンピックにおけるレスリング競技の存続を求めます

宛先: 国際オリンピック委員会(IOC)
署名は以下の宛先へ届けられました:
国際オリンピック委員会(IOC)

 

「Change.org」サイト内ではこんなふうにキャンペーンが記されています。

※同署名活動は、9月のIOC総会まで継続することになりました。引き続き、ご賛同のご協力をお願いいたします。(書面での署名活動は終了いたしました)

 

2020年夏季オリンピックの種目からレスリングが除外勧告を受けてしまいました。

 

レスリングは古代オリンピックから行われている由緒ある競技の一つであり、国際連盟には177ヶ国が加盟する開かれた競技です。他の伝統ある競技とともにオリンピックを形成してきた歴史があります。

 

オリンピックはアマチュアスポーツ最高峰の大会であり、レスリングではオリンピックが競技者の最高の舞台であり、夢でもあります。このたびの除外勧告は、日本レスリング協会としても非常に残念に思います。

 

レスリングが2020年以降もオリンピック競技に残り続けられるよう、皆様、署名を何卒よろしくお願いいたします。

 

【主な賛同団体】
日本社会人レスリング連盟、全国高体連レスリング専門部、全日本学生レスリング連盟、全国中学生レスリング連盟、全国少年少女レスリング連盟、全日本女子レスリング連盟、全日本マスターズレスリング連盟、日本格闘競技連盟

 

ALSOK、クリナップ・レスリング部、アニマル浜口道場、新日本プロレス、ブシロード、全日本プロレス

 

キャンペーン成功!

2013年9月8日
レスリングの五輪競技復活を支援してくださいました皆様へ

 

レスリングの五輪競技復帰にご協力くださり、誠にありがとうございます。

 

9月8日の国際オリンピック委員会(IOC)の総会で、レスリングの2020年オリンピックでの存続が決まりました。

 

国際レスリング連盟(FILA)を中心とした世界のレスリング界が一丸となって動いたことのほか、多くの皆さまが署名という形で支え、熱き思いをIOCへ届けてくださった結果だと思っています。

 

FILAのネナド・ラロビッチ会長は、共同通信のインタビューに答え、インターネットでの署名を含めて日本で集まった約94万人の署名を「大変心強かった」と話しておりました。皆さまの熱意は、IOC委員だけでなく、FILAの役員をも支えました。本当にありがとうございます。

 

そもそも、IOC理事会によって五輪競技から一度は除外される事態となったのは、FILAの旧態依然とした体制に大きな問題がありました。FILAはそれを反省し、多くの人たちの意見が反映される民主的な組織に生まれ変わろうとしています。

 

これからは、サポーターの意見がしっかり反映される組織となっていくと思います。レスリングを愛するがゆえの期待や要望があれば、また、署名という形でファンの気持ちをFILAに訴えていこうと思います。

 

その時は、またよろしくお願いします。ありがとうございました。

 

レスリングを五輪競技に復帰させる会 代表・樋口郁夫

2020年の東京五輪の追加種目はレスリングに決定

ハイフォンポストではこのように報じられています。

 

 

The Huffington Post
投稿日: 2013年09月09日 06時49分 JST 更新: 2013年09月10日 10時21分 JS

国際オリンピック委員会(IOC)は8日、ブエノスアイレスで総会を開き、東京で開催される2020年夏季オリンピックの追加競技をレスリングに決めた。野球・ソフトボールとスカッシュは落選した。時事ドットコムが伝えた。

 

47NEWSによると、総会では、候補3競技が各20分のプレゼンテーションと質疑応答を実施。その後の投票でレスリングは49票、野球とソフトは24票、スカッシュは22票だった。

 

20年五輪の実施競技は最大28。25の中核競技と16年五輪で採用されるゴルフ、7人制ラグビーの実施が決まっており、残り1枠を最終候補の3競技が争った。レスリングは24年五輪でも実施される。

 

■ 吉田沙保里「出場できるよう頑張る」

 

午前0時半すぎに投票の結果が発表され、レスリングが実施競技に選ばれると、集まった人たちは歓声を上げて飛び上がったり、ほかの選手たちと握手をしたりして、喜びを分かち合った。

 

オリンピック3連覇の吉田沙保里選手は、「決まるまでは試合前のように緊張したが、決まった瞬間、ホッとしました。7年後の2020年は東京での開催になったので、レスリングを続けて、夢に向かって、出場できるよう頑張っていきたいです」と話した。

 

また、レスリングで同じくオリンピックで3連覇している伊調馨選手は、「本当に今はほっとしています。たくさんの人のおかげで、レスリング残ることができました。ありがとうございました」と話した。

 

米満達弘選手は、「実施競技に選ばれると信じるしかなかったが、決まったときは本当にうれしかった。ただ、これからが大事で、落選したほかの2つの競技のためにも、レスリング界はもっと頑張っていかないといけない。7年後、僕は選手ではないと思うが、メダリストとして、2020年の東京オリンピックを盛り上げていきたい」と話した。

 

■ レスリング、競技存続の危機に素早く改革

 

レスリングがオリンピックの実施競技に引き続き選ばれた大きな理由として、国際レスリング連盟が競技存続の危機に素早く対応し、改革の姿勢を見せたことが挙げられる。

 

レスリングは1896年の第1回アテネ大会から一部の大会を除いて行われてきた伝統競技で、2004年のアテネ大会からは女子も正式種目になった。

 

日本はこれまでオリンピックで金メダル28個を含む62のメダルを獲得し、お家芸とも言われてきたが、ことし2月のIOC理事会でレスリングが除外候補に決まった。

 

5月の国際レスリング連盟の総会で、より観客に分かりやすく、かつ選手に積極的に攻撃を促すルールへの変更や、女性委員会を新設し、将来的には女性の副会長を置くといった組織の改革案を決定。

 

さらに、オリンピックで女子の階級を増やすことをIOCに提案し、2016年のリオデジャネイロ大会では男子のフリースタイルとグレコローマンスタイルの階級を1つずつ減らす一方、女子の階級を4つから6つに増やすことが、先月決まった。

 

また、第1回のオリンピックから行われてきた競技を除外する候補とした、2月のIOC理事会の決定に対して、特に欧米や日本を含むアジアで大きな波紋が広がったことも、今回のIOC委員の投票に影響があったとみられる。